良くある質問

  1. ポニーベースボールって、塁間、投球距離が短いと言いますがなぜですか?
    A. 中学生の身体能力を考慮して、ダイヤモンドを一回り小さくしています。アメリカでは、ポニーは成長に合わせ2学年生リーグとなっています。ポニーリーグは、塁間25.84m、投球間距離17.41mで13~14歳が対象です。11~12歳は、ブロンコリーグ(塁間22.86m、投球間距離15.54m))、15~16歳は、コルトリーグ(塁間27.43m、投球間距離18.47m)と呼びます。しかし、日本でのポニーリーグは中学1年生~3年生が対象となり、コルトリーグは中学2年生~3年生、高校1年生が対象です。
  2. 通常練習のダイヤモンドサイズは?
    A. 実際には、通常のダイヤモンドサイズである塁間27.43m、投球間距離18.47mで行っています。昨今は、他リーグとの練習試合、交流戦もあるため、ダイヤモンドのサイズは他リーグと同一サイズで練習を実施しています。また、現在はほとんどの試合が、通常のダイヤモンドサイズで行われています。
  3. ランナーは、盗塁ができないと聞きましたが?
    A. そのようなことはありません。通常通り、ランナーは盗塁できます。
  4. 通常の野球のルールと違うことはありますか?
    A. ポニーリーグには、リエントリーという特別ルールがあります。
  5. リエントリーとはどのようなルールですか?
    A. スタメン9名に限って、一度選手交代でダッグアウトに戻っても、再度試合に出られるというルールです。
    この場合、打順は元のままですが、守備は変わってもかまいません。但し、投手だけは再度投手としては守備につけません。これも、選手交代に当たって、後のことを考えると指導者も容易に選手交代に踏み切れず、従って控えの選手はプレーの機会を失いやすい、という問題をスタメンを後に戻せるというルールを採用することによって解決し、1人でも多くの子供を試合に出させる、という事を可能にします。
  6. 投手の投球回数に制限はありますか?
    A. あります。成長期の子供を故障から守るため国内では1試合最大で7回まで。連続する2試合において、合計最大10回までとします。
    国際大会では、1試合最大7回までで、連続する2試合においても合計最大7回までです。また、国際試合では、4回以上投げた場合、次の試合まで40時間の休憩時間を義務とします。
  7. メジャーリーガーの約7割がポニー出身というのは本当ですか?
    A. 本当です。アメリカには中学生の野球団体が7ツあります。その中で最大組織はPONY です。それ以外は、Babe Ruth, Dixie, AAU, AABC, NABF,USSSA, Super Seriesとあります。小学生の野球団体は最大組織がLittle League, 次がPONYの組織にあるBRONCO。小学生の割合ではリトルが約6割、ブロンコ3割、残り1割が他の小さな団体となっています。中学生ではポニーが約7割、他の6団体が残り3割の選手で構成されてます。全米規模で小学生と中学生のリーグを持っているのはPONYのみです。
  8. 他リーグとの交流戦は?
    A. あります。千葉県硬式野球大会であるマリーンズカップ、ポニーリーグの代表として出場可能なジャイアンツカップなどがあります。また、練習試合は他リーグと実施することが可能です。